ごあいさつ

日本応用藻類学会会長就任にあたって

 丸山先生の後任として日本応用藻類学会の会長に就任いたしました。2008年に学術団体として発足してから約10年間、能登谷先生と丸山先生を会長として発展し受け継がれてきた本学会の基本姿勢を礎として、次の10年後を見越した新たな展開に少しでもお役に立つことができるよう努力いたします。そのため、今後は会員の皆様の協力を得ながら幹事会・編集委員会を中心とするオープンな運営を心掛け、皆様の研究活動の発展に貢献していきたいと思っております。
 特に、今後の日本応用藻類学会の在り方、会員数の増加、運営の方向性、学会誌の発展など、学会活動の基盤に関する議論を深め、本学会のさらなる展開を目指すことが必要な時期に差し掛かっていると認識しています。これに関連して、能登谷先生と丸山先生が進めてきた基本姿勢として、基礎研究があって初めて充実した応用研究があるという方向性があります。今後もその路線を継承し、基礎研究と応用研究の相互作用による日本応用藻類学会のこれまでにないアウフヘーヴェンの実現を目標に掲げていきたいと考えております。このような努力を継続することにより、会員数の増加が促進され、会員同士の交流・連携も強化されるとともに、将来日本応用藻類学会が独自の立ち位置を確立して学術的発展と社会貢献を可能にするための新たな基盤が形成されるに違いありません。本学会のこのような発展が、国内外の藻類および植物研究者に強いインパクトを与えることになると信じています。任期中にこのような長期計画的な目標を実現する初歩的な環境を整備するため、様々な分野にまたがる会員の皆様からの多様なご意見を積極的にいただく体制を整えたいと考えておりますので、ご協力何卒よろしくお願いいたします。
 以上、皆様の協力に基づいて日本応用藻類学会を魅力的に発展させる礎を築きたいと思っていることをお伝えして、私からの就任の挨拶とさせていただきます。皆様、一緒に頑張りましょう。

2020年1月
三上浩司

▶丸山前会長の挨拶(2014年6月)

▶能登谷前会長の挨拶(2008年7月)