このたび、能登谷前会長の後を受けて会長に就任いたしました。会員の皆様の研究活動がますます活発に行われますよう、微力ではありますが会務に励みたいと思っておりますので、皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本応用藻類学会は2008年に学術団体として発足し、藻類学の基礎研究、応用研究や技術開発分野において着実に発展してまいりました。当学会は2013年4月23日付けで日本学術会議より日本学術会議協力学術研究団体として認められ、また、2014年3月31日付けで当学会誌「ALGAL RESOURCES」は日本郵便株式会社より学術刊行物として指定され学術組織としての骨組みが確立致しました。
当学会は本年度、設立7年目を迎えますが、これまで同様に会員の皆様の研究成果は学会発表、シンポジウム及び学会誌等により発信していき、今後もさらに藻類の伝統的利用と環境問題等への新たな活用分野へと幅を広げる取り組みをしていただく中で、社会的貢献ができるよう新しい知識の普及に努めてまいりたいと思います。そのためには藻類研究に様々な立場から関わりを持っておられる会員の皆様の積極的なご参加と、活動をお願いする次第です。日本応用藻類学会のますますの発展と研究の充実を念じつつ就任に当たってのご挨拶まで申し上げます。
2014年6月
丸山弘子